BLACK DRUM IN NJ-06(00)-32017年10月23日 08:42

その3

その後聞いた話だが、クル―(乗り子)の収益の殆どは、釣りの補助サービスとこのカットによるチップがその殆どだと知った。

そんな2000年の初夏頃の事であった。

 郷にいれば郷に従うと言うことわざをそのまま実践したが、それが今に繋がっている事を考えると感謝としか言えないのである。
また当時は、既にPCはかなりの勢いで普及していたが、まだ私は所有していなかった。
よって撮影は完全アナログ撮影のみで殆どその写真は見当たらなかった。

確か2、3枚は撮影したように思えたのだが・・・それを見つける事ができないでいる。
必死の捜索の甲斐もあって、翌日なんとかそれを探しだす事ができた。
これ幸いとスキャンしてみるが、ここまでくるともうアーカイブスになってしまうのは否めない。
早速 これもスキャンしてみた。
今思えば、まあまあの型だと思う。

これが、全く、もって人が掛けた魚で、やり取りだけさせて頂いたという事なのだが記念撮影までさせてもらった。

 何とも、当時は微妙な気持ちではあったが、今思えばそれはそれで良き思いでとなっているし、その後の釣り仲間とか友人とかと言う関係を根底から考えさせられる事のきっかけになったと思う。

世界は広いと思った時代であるし、当時北米に釣に行く日本人は確かに存在したが、とりわけブラックドラムとなるとそれは極端に少なかったと思う。(当時私の知っている人の中では、皆無だった。)

その後、このドラムと言う魚を再びトライする事ができるとは想像すらしていなかった。
なにせ、その海は、日本からかなり遠い大西洋の話だったからである。

ただ、明日があればいつかはチャンスがあるかも知れないと思った。

それは、希望すればすぐ近くに案外あるものかもしれない・・・・・・・・・。

現実はそうはいかないと言うけれど、確実に世界は縮まっている。

progear2513


1998
年頃購入したPRO GEAR 251 LAKE LNAD社のトリガーシート。
漢のリールといわんばかりの無骨さと存在感は、当時のどの国産リールにも無かった。

PROGEAR2514


レイクランドのシートは全く耳にする事は無くなったが、それでもこの存在感とデザインは捨てがたい。

その4へつづく

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