元祖GTRその流れ2023年07月11日 17:47

MOON 月竿 GTR10-

正統新生CT-1003-GTRK-UM-ARMOR

その類なき10ft磯3本継ルアーショートロッドの流れ


GTRK1

NEW CT1003-GTRK-UM-ARMOR 3pcsTravel

CT1002-GTROriginal

GTR10VSは最強コンビネーションだった

2003年当時

ミナミトビハゼ


その蒼き夢

GTRとキハダ1


2003年当時のGTR10-2pcs

GTRとキハダ2003

GTR10VSキハダ

2003年製GTR10

20036月出荷時の撮影


2003年製GTR102

当時のデジカメになります。(※画像)

CT1002GTR初期型


GIMBALは、PERFECTIONUSAを採用した初期型

富士工業MNSGスーパーオーシャンガイド全盛期

CT1002GTR初期型2

2002年初期のデザイン/センターグリップ採用
当時のロゴはインレタと言うアナログ転写作業だった。
この作業をする度に、昭和のフーセンガムの転写シールと、プラモデルの水転写シールを思いだす

2005年GTRコルクチタン1

2005年モデル/コルク採用

大口径コルクリングを集積して製作する

2005年コルクチタン2


その後10年経過するとSW用大口径コルクリングは入手が難しくなっていったが当時は、まだ扱い業者があり現在【2023年】ほど苦労は無かった

2005年のラッピング

2005年当時のラッピング

当時最先端高級EPOXYAFCOTEUSA製を使用
現在は廃盤

GUDEBROD社スレッド

2005年当時の飾り巻きは、GUDEBROD社のスレッド一択だった

グデブロ社の釣竿用巻糸撤退から既にもうかなりの年数が過ぎた

時代は少しずつ変化していくものなのか


RUBYEYEプロト

RUBYEYEプロト2


スポット作製のRUBYEYE MODEL プロトタイプ

1回切りの刹那

2011年磯青物

2011年青物フルカスタムモデル

2011年当時のラッピング

T-KWSGが発売され、採用され始めた
その後改良され、40L 30Lの出現で、それまでの圧倒的支持を得ていたMNSG希望者に対応できるようになった

2011年磯青物


MOON GTR-10


GTRとは(20022013 CT1002-GTR 10ft 2pcs

当方の磯GTロウニンアジ≪青物≫機のはしりであったとされるGTR10のことです。

これをベースに2018年度から再着手し、再設計し直しました。

元祖と呼んでいるオリジナル設計生産化が2002年春のことです。GTRは、10ftという磯竿にしてはショートロッドながらルアー専用機として2002年に世リリースしました。それから、20年以上も経つと、あらゆるメーカーが後を追うように次から次へと排出されてきました。この当時は、まだほぼ皆無だったように思えます。

 

ただのルアー釣りから磯のルアー釣りそして磯のルアーフィッシングへ、もちろん「ロックショアGT」とか言う言葉が無い時代の事でした。言葉は生き物であるので、過去も我々日本人は、和製英語を駆使して?きました。英語も和製となり、それがいつの間にか定着することも多々あります。それがデジタル時代前にはただのガラパゴスであった時代からインターナショナルが1秒圏ではその影響は拡大していくのは皆さんが周知の通りです。

その当時ヒラズズキ用の竿としては、1213ft、特殊な15ftと世に出ていたと思います。中でもFISERMAN MOSS16fと言う磯専用機は、最長ルアーロッドとして一部のヒラスズキマニアが使っておりました。その発売開始は記憶が曖昧で定かではありませんが、1990年代後半であったと記憶しております。FISHERMAN MOSSと聞いて懐かしむベテランアングラーも多くおられるのではないでしょうか?

 

さてGTR発売当時は、青物、ロウニンアジ対応の磯ルアー竿というジャンルとしては、多くの釣人の認知度はまだまだ低く取り立てて注目を浴びる訳でもなく、左端の異端者製品?として扱われました。ごく一般的には、磯から大型青物、GT専用機なんて考えていませんでしたから。常に業界はその後追い型であったように思えます。それは極自然な流れではありますが。(構想は、既にそれぞれあったと思いますが)

 

当初のオリジナルは、磯釣りバイブル「磯の作法1」にでてくるもので20032013まで使って頂きました。私の勤め人時代からすると、その筆者(友人)に会ってから~25年くらいでしょうか。それと同時に当方のS系とか1202系、旧13631403系が、展開され始めました。このGTRは、また違うアクションでレギュラーテーパーですが、ショートロッドな為、バットは少し張りを持たせて、その短所を補っています。


新型CT1003-GTRK-UM-Armor Travel

GTRKという産物

GTRプロト1


上から旧GTR10=島氏自作カスタム
新型1003-GTRK-3pcs

GTR10プロトブランク(20022005)


マルチピース化の加速

上段:TRAVEL-BG73(オフショアトラベル)

中段:CT1003-GTRK-UM-Armor Travel

下段:旧GTR10-島氏自作カスタム


  今回の新型GTRKは、アクションはそのまま引き継がれるように、旧GTRをベースにモダン化、改良し再設計いたしました。また、磯傷対策のプロテクト機能(UMArmor)も全くのオリジナル採用です。現在では、10ft前後の磯竿は、一般的なルアー主体のアングラーにとってメジャーなものとなっているようです。

また昨今は、運送輸送業界の方向転換による長尺の扱いや、LCCという格安航空のメジャー化、またそうでない場合の輸送も、よりコンパクト化が求められてきました。

多くの月竿愛用者が、1pcsの優位性を熟知しているところですが、それにできるだけ近い形の使える携帯化を目指す事になりました。

 

新型GTRKは、旧GTRを受け継ぐ後継機種として、同じ10ft3pcs、仕舞寸100+完成長さ(105㎝前後)ラインクラス30-50Lb 最大値12㎏ 破断強度14㎏ 

安全推奨ドラグ値4.08.0(実用最大:9.0)ルアーウエイトを50120g

を可能なものにしようとしています。

STARREELとGTRK


 疑似餌は、ミノー、ジグ、ポッパーとあらゆるルアーに対応可能なコンセプトは、その興りから引き継がれそのままです。

 もちろん咄嗟のライブベイト等の釣にもショートロッドながらもそのレギュラーアクションから容易にシフトできるものです。

GTRレストア


2019年長く愛用されて無事帰還したGTR10
をお化粧直しする

GTRレストア


やはりVSやツインスピンが良く似合う
2023年現在TWINSPINも廃盤


2020
年始動

GTR10年後帰還

十数年後帰ってきたオリジナル元祖GTR

10年後の名誉の傷

歴戦の雄姿は、その傷で負う

元祖GTRの雄姿と傷



元祖GTR

それが磯竿の宿命でもあるのか


竿の事ばかり考えて30年近くが過ぎて行きました。
人生はとても短く思います。

 

正統
その正しき流れを継承せよ

そして体感せよ

磯竿

NEWGTRK

20年振りに蘇ったその正統伝承者とも言うべきGTRK

NEWGTRK

-BLACKMOON-

GTRKPurple


GTRK2


GTRKconventional

GTRK両軸


GTRKベイトモデル

両軸モデル例

GTRK BLACK MOON



コルクデザイン

コルクデザイン2


GTRKとVISSER


GTRKスピンとベイト

21周年記念モデル


21周年記念モデルは、次回に公開致します。今しばらくお待ちください。


人は、何かを求めますが同じことの繰り返しでは生きられないのかもしれません。

20237月吉日