DOGTOOTH IN RYUKYU-05 南方回帰Ⅰその1 -For Shore Fisherman-VOL1-62017年10月12日 16:33

その6

なかなか辛いものであるが
これも旅の趣

MOON RODS


 ほぼ4日間毎日2時間睡眠程度にて久々に釣りをした。

島は観光客が他島に比べ少ないが、それでも多くなったそうで島人は少しだけ戸惑いを隠せず商売っ気ムンムンの内地の人は、 それなりに今風の商売をしている。

 今回のガイドを務めていただいたK氏は、F先輩と東京で仕事をしていたそうだが、島に帰島してからイソマグロにトライし始め、独自の試行錯誤の末、今のシステムに辿りついた。
それが確立したのは、もっともっと後の事だが、
F
先輩の話によれば、まだまだインターネットもない。
離島からの通販は、困難を極めた。
そんな中での苦労は、今現在では考えられないほどその道のりは遠い。

それには、どれだけの失敗があったか。
掛けるところから、取り込みまでたった独りである。
何年も、かかったそうである。

そんなこんなで、トータル2t前後は釣ったそうで脱帽である。
その内容は次の
南方回帰Ⅱ でも記載している。

今は仕事に追われて、年齢も積み重なり、次第にイソマグロ狙いの釣も減っていったとのこと。
 内地からはロウニン狙いで長期泊り込みの方もいて、3点式のロープワークをメインにした嘗て全盛期のあった釣りサンの「巨魚フィッシング」路線を持続しておられる方も居るそうだ。
素泊1泊2500円、隣は売店にて困る事も無い。

何時の日にかまたトライして行きたい。
望みは捨てず人はまた海に石を積んでいく。
それが捨石となって、いずれかはおおきな堤防になってゆくのかもしれないのだ。

20055月吉日(2017年10月12日ブログ版)

MOON 1363-um5p orijinal


その7へつづく



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