楽園の終焉-番外編-AFTCO FISHING GEAR2022年05月04日 17:16

 2022年最大級の連休もたけなわでしょうか。3日の房総は、晴天に恵まれているようです。観光客も、例年に近い感じで戻ってきたような気もしますが、渋滞具合からいうとかつての連休とは大きく違い夕方になると少し閑散となってきます。それでもコロナ禍に既に限界に達しているのと、緊急事態宣言も解除されていますので少しばかり活気が戻ってきたような気がしないでもありません。問題は、常に山積していますがそれでも前に進まなくてはならないのでしょうか。 
青虫ギア
 後輩から、青虫色と揶揄されての登場ですが、「春なんで青虫なんでいけんのじゃあ」と答えておきました。このような配色の竿と道具が世の中にあっても悪くはないのかもしれません。恐らく誰も製作していないでしょうけれど。
美的感覚も常にひねくれている私です。

 さて、1回読み切りの番外編です。なかなか更新が遅いと思いますがそこは大変すみません。
 誰も注目しないところで、話題にも上がらないでしょう。そんな話題ですが、誰も書いてくれないので私が書いてしまいました。今までも、きっとそのようなことが多分にあったとは思いますので、運よく?このブログにたどり着いた人それは、あなたもかなりのひねくれもんですよ。きっと。

これからも。
きっと・・・・。
青虫竿2



楽園の終焉ⅠⅡⅢ-番外編

AFTCO Legendとは

Support Gear

釣人には必須であるが、未だ完成形ではないのか

アフコグローブ

3代目の()インドネシア製のグローブと()ベトナム製

説明書き


AFTCO

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 アフコ【AFTCO】と聞いてすぐにピンとくる方は、既に往年または、現役のビッグゲーマーだと思います。それだけこのアフコ社は、世界中の多くのリアルビックゲーマーを支えてきたのは間違いないでしょう。それは、最早伝説級かもしれません。既にその最右翼とも言われた伝説FIN-NOR社が身売りに身売りを重ねた挙句、最早その名声も過去のものとなってしまったのは、誠に遺憾ではあります。2021年現在もPURE FISHING傘下にてブランドだけは生きているようですが、私の主観からすると、最早亡霊に過ぎないと言っても過言ではない感じです。それは多くの欧米のマニファクチャー(メーカー)やそのブランドが辿った道でもあります。これは何百年もそののれんを維持している日本の企業からすると考えられないことではありますが、それも米国流の商売からするとブランド買いというのは日常のことです。

 1958年創業のその老舗メーカーは、そんな現在(2021年)でもAFTCOは、未だオリジナル釣具製品も生産しているようです。どちらかというと今のイメージは、アウトドア、アパレル色がかなり濃いですが、いずれにしてもその継続は、米国メーカーとしてはかなり珍しいことかと思います。

詳細やその歴史に於いては細かく公式サイト等に記載されていますのでご興味のある方は、調べてみてください。ここではその詳細について触れません。


AFTCO BUTT


世界のビックゲーマーを魅了してきた、

アフコフィッシングギア

同社の後の功績は偉大である


AFTCO BUTT2


米国製のアフコギア

師匠とアフコ創業者のMILT SHEDD氏は旧知の仲だった

 

グローブとキハダ


恐らく初代グローブだったと思う(2008年頃の筆者)
(
画素荒くすみません当時のデジカメです)

グローブとイソマグロ


2009年のグローブとブレイドのシャツとイソンボ

そんなアフコのアイテムの中でもここ20数年は、アパレルを多くリリースするようになりました。その中でも私が一番多用しているものが、グローブです。

ここは、釣人にとっても他のアウドドアスポーツ、レジャーと同様に重要なアイテムですが、多くの人がなかなか迷うところです。私が思うところ、これが一番というギアではないかと思っています。そんなこのアフコグローブの中でも、最も長年愛用してきたのがLONG RANGEの方です。恐らく2007年くらいから使っているのではないでしょうか。恐らくですがそこは明確な記憶がありません。

グローブとイソマグロ2

2009年のグローブとイソマグロ

先輩が格闘の末手中に収めたそのレコード

ナイロンラインが、もうこれでもかというくらい伸びてしまい、それがぐちゃぐちゃになって刷れ傷だらけである

それは、その激しさを物語っている


グローブとイシナギ1

2010年のグローブ

この時点で何代目かは忘れたが、マジックテープは剥がれかけの様子である

尾鰭とグローブ


ロングレンジタイプは、親指から人差し指にかけて当て布があり、これがかなり強い

グローブとイシナギ

と同時に縫い目がそれなりにあるし、その分はその肉厚もあってかやや硬めである

ロウニンアジと


 アフコグローブ歴もそれなりに重ねていくと、しばしば後輩からそのAFTCOのグローブとその釣りとのコンビは、(コーディネート)なんとも私らしいと言われます。しかしながら、そもそもAFTCOのグローブを使っている人が我が国では殆ど見かけないばかりか、販売すら殆ど見かけません。更に小物釣りとしばしば写っているそのグローブと私をみて、いつもかの後輩からは指摘されます。それもまた事実みたいなので受け入れています。国産あるいは、国産メーカーにはこのような製品は今のところ見当たりません。それは今後もおそらく無さそうです。それも致し方ありません。ただただ流れを受け入れるだけです。


場違いなグローブ

指摘対象のグローブとギア

見る人が見ると、時代もバラバラだし、そのジャンルに拘る日本人には、とても滑稽に見えるらしいがそれもいいだろう

他人は、それほど他人のことやそのギアのことがきにならないらしい

 

 そう思って久し振りに某大手がリリースするジギンググローブなるものを使ってみましたが、サーフからのキャスティングを行うこと3日目で駄目になってしまいました。流石に3日で駄目になると割に合わない気がします。それなりの価格であることを考えると甚だ疑問に思えましした。個人的には、せめて週一ペースの釣でも1年は使いたいと思います。そこにはその価格とは少しズレのある大陸製とあります。そう考えるとまぁベストとはいえませんが、AFTCOSHORT PUMPとそのLONG RANGE2 種のこれらは、十二分に持ちこたえています。よって、ここ13年前後のお気にいりです。本編の楽園の終焉-バリ遠征でもこれをほぼ主に使用しています。それは、Ⅰ Ⅲでも継続して使っています。今のところ私の釣では、これがベターに思えます。それは、磯場でも珊瑚岩を掴みながらの移動でもとても楽で手の保護も一般のジギング、キャステンググローブではお話しにならないほど耐久性がありました。それは、ちょっと褒めすぎなんじゃない?という気がする方もいらっしゃるとは思いますが、今のところ私の釣でのベターな選択です。他には何がありますか?と言われれば、FISHERMAN社のグローブかと思います。ここではFISERMANのグローブについては省略しますが、それまで私のグローブは、これ一択でした。今でもかなり完成度の高い国産メーカーの国産グローブだと思います。それまでの日本の釣ではルアー専用キャステンググローブなど見たことがありませんでした。PEラインを用いたキャスティングが同社によって開拓されてきたこともあり、GTの釣にはこのグローブ一択だったと思います。それも、2021年現在となっては、多種多用、ピンキリの時代です。

グローブで抱える

 私の使用する2021年現在のグローブは、4代目になります。私と多くの釣に付き合ってくれたこのグローブにさえ感謝しかありません。もちろん、このベトナム製のものが完璧であるとはとても言い難いですが、メンテや工夫で使ってきました。それですでに5代目が必要になってきましたが、予備にとっておいた5代目になる筈だったグローブは、末っ子に渡しました。

 このグローブの欠点もいくつかありますが、本体の劣化よりマジックテープの欠損が早いことや、おろしたてですと、フィット感がかなり悪いようです。

先輩に使ってもらいましたが、その縫い目が当たって痛いと言うご意見も聞きました。靴等もそうですが、やはり手に馴染むまでは、違和感もあるかもしれませんね。それと、このグローブに限らずすべてに言えることですが、一度水や魚、餌に触れてから、放置しますとそれはもう強烈な異臭を放ちます。これには皆さん共通の悩みです。釣りから帰ると真っ先にやることといえば、グローブの洗濯、洗浄です。長い遠征に於いては、翌日生乾きのまま使用することも多々あるので可能であれば予備もあったらいいと思います。

ショートパンプグローブと


カットしされている指先部分の処理も完璧とは言えないが、まあ及第点


ゼイゴとグローブ


前述した通りBIG GAMEと言えばAFTCOでしたが、その名声も時代と共に劣化を逃れることもなく我が国の多くの釣人は、その名前さえ知らない人も多いことでしょう。それだけ、時代の流れは、大きく更に多くの分枝流を拡張させているのかもしれませんね。

グリップする

2013年のこのグローブ

スタンダップギアとの相性は良い

国内では、その釣り方は受け入れられず、変わってスタンディングまたは、電動スタンディングへと市民権を得た

ここは、釣りをよりスポーツとして認識するか、娯楽や漁に近いものと認識するかという国民性もあるとおもう


グローブと取り込み


尾柄部を握る


酷使されることにもいとわない


イソマグロを抱える

2014年末頃のグローブ

魚の粘液を吸う


スパインとグローブ

強力なスパインを持つ硬骨魚類に触れると負傷が多く付きまとう2016年当時

活躍するグローブ


SHORT PUMP GLOVE

こちらの方が更に使い易いとは思うが、それは造りがLONG RANGEよりライトなこともあるかと思う

戦いぬくグローブ

 

磯の上で格闘するグローブ

-ISOそれは、ロックショアではない

戦うグローブ

アフコのグローブと世界を巡りたい

リリースするグローブ

海へお帰りいただく


AFTCOその名声が朽ち果てるまで


REAL BIG GAMER

ショートパンプ6代目


あと何代つづくのだろうか

202254

楽園の終焉ⅠⅡⅢ-番外編-終わり


特別番外編おわり

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