つきまろでんせつ うきまろのゆめ-72020年11月16日 17:18

11月も半ばをあっと言う間に駆け巡って行きました。
コロナ感染拡大も少し勢いが増して来たようです。
先日、お茶うけに食した吉原殿中です。水戸藩由来ですが、感じは五家宝に似ています。
地味に美味しいです。

吉原殿中

それではその7へ突入します。

実践投入

うきまろッド突撃

ウキいろ

実践投入前:上と戦い抜いたその後:
もう二度と販売される事はないと思われるjapan specialのウキ色だが、是非復刻を願いたい。夕マズメにはケミホタル無でも良く見えるのはとてもありがたい。この釣りには、視認性が最も重要な要素の一つでもある。

うきとつきとばぐ

隠れた名品カラー?

だと思うのだが既にそれは生産されていない

 

その威力とは?

うきまろリールオリジナルとのコンボ

ひと昔前の夏の釣と言えば、ズバリ私の中では、シイラです。そうあのシイラです。時々マヒマヒとか言われてグルメ番組に出てくる?あのシイラです。しかしながら、どちらかというと海外の方が人気なのかもしれません。釣関係のアパレルでも良く見かけます。外洋では、非常にポピュラーなおさかなです。

もうかなり前のことになりますが、沖釣りと呼ばれている一般の船釣りではあまり評価が良くなかったのを覚えています。むしろ、邪気に扱われているのをこの目で何度も見てきました。それは、ぺんぺんと言われる80㎝くらいまでのものから、130㎝くらいある大型に入る立派なおでこのオスシイラであっても、その綺麗な体色とは裏腹に、適当に扱われていました。彼らのほとんどは、捨てていました。リリースという名の捨てる感じでした。なんとも不本意な評価でしょうか。地方によってマンビカとかマンビキとかトウヤクとか言われています。一説によると、昔は死体の下によくついていたとか言うことで、シビトクイとも言われていたそうですが、実際は死肉を食べることはありません。どちらかというと他の掃除屋さんが食べていると思います。その昔、私の父が申すには、巡洋艦(駆逐艦?そこが定かではありません。今度墓参り時に調べておきます)が撃沈されたあと、浜に遺体が上げられた際、その遺体の中から、アナゴが出てきて以来アナゴが食えないと言っていました。大のアナゴ好きな私が小学校低学年の頃よく聞かされました。父にとっては、先の大戦時には、既に小学生でありました。その時代は、まだ戦後30年といった頃の時代ですから、多くの戦争体験者の方々でした。もちろん、私の祖母も母も物凄い空襲の毎日を生きてきた人達でした。

大型シイラ

大型雄のシイラ14.520077月の駿河湾での釣果
バンブーロッド(竹竿)フライで上げる(吉田氏)

この時、セットされていたリール=フルーガーメダリストは破壊されてしまった。船で追ってキャッチできたが楽しい時間だったがまたまた残念ながら、その画像が消失してしまった。

 

話を元に戻します。

 それが、ルアーフライと言った、疑似餌釣り系になるとその評価は一転しました。ルアーで釣るシイラの映像が、釣番組で出てくるようになりました。ルアーに襲い掛かるシイラの勇猛ぶりや、その海の中を全力で疾走しては、大きく飛び上がる有様は、とても刺激的でかっこよいものに見えました。まさにマンリキ、マンビキです。そのうち夏ともなれば、専用の船もあり、現在でもとても人気の釣です。もちろんシイラ釣りは、私も好きな釣りの一つです。そんな夏のシイラ釣りも何年も行っていない気がします。あの10㎏を超えてくるとそのパワフルな引きは、マンビキ、トウヤクの名に相応しいものです。

 さて、シイラの話はこれで最後にしたいと思いますがいつの日かまだ釣ったことがない20㎏以上が釣れたなら、一度シイラだけで何か執筆したと思います。今年もコロナ禍でなければ、このタックルでシイラに挑むことを企んでいました。悪い大人の企てです。それはうきまろリールの破壊を想像してしまいます。あのかわいいキャラの目が笑顔のまま破壊されそうです。その前に彼の誇らしいダイヤルドラグが先に破壊されるかもしれません。

あるいは、そのうきまろラインが一瞬にしてはじけ飛ぶかもしれません。そんな想像をしながら、改造するのはとても楽しい感じです。悪い大人です。

それでも、ロッドのパワーと構成、そして富士工業社が誇るガイドリング素材のSICリング搭載なら、10㎏を超えるシイラとのやり取りも問題ないない?かなあと思いましたが、リールはその攻撃に耐えられるかかなり不安があります。もし耐えたとしても、その糸巻き量は、たったの75mしかありません。それはかなり危険です。できるだけ10m以内で掛けたいものです。それでもラインはすべて出されてしまうか、途中の摩擦に耐えきれなくて切れてしまうかもしれません。なにせあのこころ細いピン1本で支えてあり、そこには熱が発生するからです。そこを、ある程度のリールに換えて使うことも考えてみましたが、それなら獲れる自信がありますので、とりあえず却下としました。

 いずれにせよ、日ごろお世話になっている船長が沖へ連れて行ってくれなければなりませんので、この夏は諦めるしかありません。そんな2020年の夏です。本当なら、東京オリンピックで盛況の夏です。それも、幻影でしかないようです。なんだかすべてが幻影であったり、幻だったりしてきました。憂鬱な暑い夏です。暑さだけがリアルです。あとはすべて幻、幻影に見えてきました。

つきまろ完成

幻影と戦う、つきまろッドコンボ

つきまろ完成2


軒並み先輩を踏み台にするつきまろとうきまろ
その笑顔のリールが、幻影では破壊されてしまうのかもしれないが下剋上を狙う


その流れで8へつづく

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