つきまろでんせつ うきまろのゆめ-22020年10月21日 20:05

急に寒くなってから久しいですが、今日は、晴れ間もでて20℃を超えました。でももう冬が着々と近づいてきている気がしますね。
 この時期になると、オオカマキリに出くわします。寒いのもあってか活性はかなり悪いです。
それでも撮影中は微動だにしません。ほんと彼女だけは、撮影し易いです。

オオカマキリ
それでは、でんせつのその2です。

うきまろッド&リール2

ちゃんとこの台紙裏には

説明書きが書いてある。
この台紙の裏表を読むと一通りのことは記載されている。
相当担当者は、考えての結論と思う。


うきまろリール

そのスピンキャストリールの全貌

うきまリールA

セット(コンボ)のメイン構成でもあるリール

 スピンキャストリールは、小学生の頃、クローズドフェイスリールという名で覚えました。釣り入門にも記載されていました。初心者向けとは書いてあっても、それについての詳細はあまりなかったと記憶しています。その名前はどちらも良いのですが、昨今は圧倒的にスピンキャストリールと言う方が多いかと思います。長年慣れ親しんで見てきたリールですが、スピニングリール同様、その昔から基本構造は変わりません。むしろ、スピンキャストの方は、ほぼ変わっていないと言っても言い過ぎではないかと思います。

 さてこのリールですが、何度も友人知人達から、「ピカチュウのリールでたの?」との言葉を頂きました。かつてのくまもんリールがそうさせているのかも知れませんが、うーん確かにそう言われるとそう見えます。

真に微妙なところではあります。それで何度もがまかつのうきまろだよと説明して来ました。でもやっぱり似ているとのご指摘を多く受けましたが、それは私の責任ではないよ。と答えるしかありませんでした。そのうち訂正する言葉をスルーするようになってきました。そこは、発売元のがまかつさんにお任せ致します。

うきまリール左側面

左側面
ほぼ中央付近の凸は、もはやなんの意味もないと思われる

がデザインの一つとして見るのが正しい見方なのだろうか?

右側面ハンドル

ハンドルがある右側

つまり右ハンドルのみの設定である。少年少女たちはこれで慣れるしかありせん。

 とりあえずボティーとその特徴であるクローズドフェイスと呼ばれる所以のカバー(リール前方)もプラスチック構成です。そこは、アルミでという訳にはコスト上できないのかもしれません。おもちゃ感マックスに感じます。いやおもちゃです。しかしながら、使えないおもちゃではもうどうにもなりません。あくまでもリールしての機能の最低限は、備えていると思われます。そこは、値段相応とお考えください。

 ハンドルシャフトは金属ですが、細かいことの多くは期待できません。
しかしながら、これも普通に回す事ができます。及第点です。

次に内部構造になりますが、ピックアップピンが採用されています。そこは、少し安心?しました。このピックアップピンと呼ばれる部分とその機構は、最も重要な機能の一つで、これがないとリールとしての機能は全くないということになります。それだけ重要部分です。他にはと言うとですが、なにせコンボについているリールですから、そこも多くは期待しては行けませんが、数度使用した後の下の画像は、既にラインの跡が見えています。ちなみに少し前の現行のアブマチック170iは、ダブルピックアップピン機構になっており、しかもオシュレート(前後移動)します。この機構には、同じ大陸製であっても旧ABU社のエンジニアスピリットを感じます。もちろんうきまろリールの何倍もの価格ですので、当たり前と言えば当たり前なのですが。ついつい比較しがちなので困ったものです。そこは、常に価格相応と言うことを念頭に置かなければなりません。

ピックアップピン

伝統のピックアップピン

どなたか、これを最初に採用したのはどこのメーカーか教えて欲しい。恐らくアメリカではないかと思ったりもするが、大半の方はABU MATHIC(スウェーデン)と答えるのではないかと思う

だれか詳しい方教えてください

ギアとシログリス

未使用の状態の内部

まさにスカスカの内部だが、白い硬めのグリスが塗布されている

ここも、まともな配慮があった。

ダイヤルドラグ


うきまリールダイヤルドラグシステム
なんとドラグの使い方まで書いてあるではないか
しかもつり具店さんにまで・・・・という布石まで手を打ってあるのはお見事である
記載に釣具店で仮名うちした方がいいとは思うけれど

Calsグリスライト

グリスアップ後数度使った状態のギアボックス内
メインギアは極めて小さいのだが
恐らく2時間程度の使用を5回ほど使用した後の内部
本舗初公開?202092日時点では初なのかもしれない。

 

ギアは勿論ダイキャストギア、亜鉛合金でしょうか?多くのスピンキャストリールの基本構造はほぼ同じでしょうか。それは昭和の時代から変わってはいないようです。ファットな外見からは、想像つかない程小さな心臓部です。
見かけ倒しにも見える程その中は、貧相なものでした。

画像のグリスは、オリジナルではなく、既に一度オーバーホールした後のCalsのリールグリスライトタイプが塗布してあります。グリスはライトタイプよりもレギュラーの方が良いのかとも思いました。

 それでは次は、うきまロッドの分解へと入りたいと思います。

でんせつは更に3へつづく

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