釣行記 HOOK UP! -Bluefin 2002 -12017年05月18日 18:38

釣紀行の始まり


その始まりは2002年であるが、その後この紀行文がメインとなって続く事になろうとは思わなかったのだが・・・・。

当時の紀行文を原文に若干の手直しと加筆を加えたものであるので
2002
当時を想定してご理解頂きたいとおもいます。

VS300

02当時のタックル。

中でもVSはまだまだ威圧感と存在感のあるリールだった。
いろんな意味でキングオブスピニングであったように感じる。
なんでも最初に手掛けた人は偉いと思う。

しかし、このリールがラグザーのクラックがそのルーツであった事を殆どの日本人が知らないと思う。

うだるような暑さが続く日本の夏も中盤に入る7月の中過ぎ、御誘いから思案の結果、兼ねてからチャレンジしたかった黒い魚雷クロマグロにターゲットを絞り西海岸に行く事となった。
 師匠が若きに多くの釣りをここで行ってきたと聞き、興味が元々あったのであるが、さてあまり日本人が行かないので周りに情報は多くない。

一口にマグロ釣と言っても、カゴメジ釣からトローリングまでその種類、大きさによって当然ながら釣り方も違う。

クロマグロは、マグロ類最大でその大きさと完璧なまでの紡錘形のボディ、最速の遊泳力と持久力を兼ね備えた筋肉、対向流システム搭載の体温維持と、とどれをとっても惚れ惚れするほどすばらしい魚類の王だと一人決め付ける。
 そのクロマグロも現在ではタイセウイヨウクロマグロとタイヘイヨウクロマグロとに分れているらしい。
日本近海で獲れるものは、タイヘイヨウクロマグロであるが、今回も同じタイヘイヨウクロマグロがターゲットになる。

 長い空のエコノミークラスでの旅は、あまりにも退屈である。
Aにつく頃には時差もあってか、なんだか分からぬまま言われるままにチャーターバスに乗り込むのであった。

その間の観光とやらも折角なのでしっかりと見物したかったのであるが、集団行動の苦手な方もあってか、というよりもあまりにも個性的な方で皆さん人に合わせる事をあまり気にもしていないのか、私は楽しむ事は出来なかった記憶があったようにも思えるのだが。
それも定かではなくなった。

それから3時間ほど揺られるとそこは、サンディエゴの港だった。
日本の港とは異なり、観光客と釣客、タックルショップ数件とバー、レストランと並びボートの数、大きさ共圧倒的にスケールが異なる。
CA式の釣を見たいのと、日本では、最近簡単に買えなくなった、5060Lbクラスラインを買いにタックルショップに立ち寄る。
店内をぐるりと見渡してはみるが、当然なのかどうか、スピンタックルなど無い!
全く無い!

洋上にて


コメント

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tukinoturisi.asablo.jp/blog/2017/05/18/8564418/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。