楽園の終焉Ⅱ2011-後編鉄槌の衝撃-楽園から小楽編へ ― 2020年05月20日 16:42
-楽園から小楽園へ-
リアルベイト月カスタム
上から濃紺サンマ、赤金赤、オイカワ、赤、キハダ、ヤマメ
楽園への道のりは遠い。
そのはるか向こうにあるのかないのかさえわからない。
谷口氏の製作するクラフトベイト リアルベイト サンマとウメイロ
時代が大きく流れていても、未だこのデザインと仕上げ、操作性の良さはハンドメイド最高峰の一つだと思う。
それから解散となった。
私とHの二人はあたらなる旅へと向かう。
明日を見据える後輩。
その先は、だれもわからない。
バリの旅も前半を終了し、T氏とI氏に別れを告げた。
同じなかまであっても、たとえ数日であっても少し寂しい気になる。
また日本へ帰れば日常で会うことができるのだが。
そして、また我々は、次の計画を実現するために居残り組となった。
さて、どんな旅なのだろう。
野生が付き立てたその牙の後
重厚なコートも彼らの一瞬の力には勝てない。
打ち込まれたロウニンアジの牙の跡
今でも、その敬意をわすれない。
魚への道のりはどうだろう
どんなことでも簡単なことほど楽なものはない。
しかしながら、楽に可能なことはその達成感が乏しい。
それが人間という特殊な生き物だからなのだろうか。