つきまろでんせつ うきまろのゆめ-122020年12月17日 18:31

 師走が師走なのは、当たり前ですが今年の師走は、かつてないほど微妙なところです。
一体どのような年末年始が待ち受けているのでしょうか。先は誰にも見えません。

 小湊の名物と言えば、これ。
ネットも通販もしていないようです。また、いろは堂は、HPをはじめデジタル環境が全くない会社と思われます。これは現代ではそうないことです。ゆえにお土産としては、貴重なのかもしれません。案外その方が返ってよいのかもしれないと思いました。お近くに立ち寄りの際は、一度ご賞味ください。赤紫蘇のゆかりな風味とソフトな落雁感とこし餡のなんとも素朴でマニアな味が案外癖になるかもしれません。深蒸し茶とご一緒にどうぞ。

あんもり

さて12です。

一週間後

秋も深まり‐再戦

晩秋のカット

それから一週間後のことです。秋も急に訪れてきました。朝夕はそれなりに肌寒い日が続くようになりました。おまけに秋雨なのか毎日雨が降ってきます。昨今は、訪れる秋というものがあまりにも急な気がします。温暖化の勢いは止まることがないようですね。

 長雨が続いて、ようやく上がりました。雨が上がって翌日のこの日は、少し増水していました。といっても濁流ではなく、ささ濁りの良い感じです。つきまろでどうしても65㎝を超えるナマズをせめてつりたいな。ということで投げてみます。そういえば、今年まだその65㎝を超えるサイズを釣っていません。いい年は、それが普通とまではいきませんが、65超えなど何とか上がったものです。少し流れの速いところではありますが、キャスト&リトリーブを繰り返します。

数投目のことです・・・・。

ギリギリのキャスト後、その少し手前で出ました。胴に乗ったところでしっかりと合わせをいれます。その動作は、いつもと変わりませんが、しっかりと重さが乗っています。いい感じで竿を叩き絞り込みます。とても良い心地で少しだけワクワクします。

つきまろのカーブ

とても素晴らしい曲がりのつきまろッド
とても激安竿とは思えなくなった曲がり?

しっかりと重みが乗ったあとは、刹那の駆け引きになる。

 つきまろは、その絞り込みに屈していないようです。つまり、まだその力に少し余裕がある感じです。感覚的には、更にドラグは絞り込みできそうです。改造されて、富士工業製SICガイドを搭載すると、良い仕事をしてくれているようです。ガイド位置はとても重要です。また、長年使って信頼のあるSICガイドは、それなりに良いものだと思います。(もちろん、釣りにはアルミナオキサイトリングでも問題ないです)もしそれが万能なら良いのですが、そのSICリングにも欠点があります。それは、とても割れやすいということです。一旦割れてしまうとそれはもう致命傷になり、釣りは続けられません。それ以外は、特に不満はありません。それもそれなりに強い衝撃が掛からなければそう割れるものでもありませんが、往々にして竿が倒れることや、岩や障害物にぶつけてしまうこともない訳ではありません。そこは、要注意です。

このやりとりも、わずか数分のことなのでしょうか。動画を確認するとランディングまで2分程度のことです。魚は、なかなか元気は良さそうです。

 

ネットイン


ランディング直後の一枚
ラバーネットのお蔭で魚への負担は少ないらしい

スケール1

斑なモスグリーンがまたいい
日が落ちる前だと撮影し易い

スケール2

産卵後で少しお痩せですか?
ナマズはその体色も体形も個体差があるように思える。また、地域性もあるらしい。おまけに止水型と流水型もあるらしいが、いつものところは本流筋なので結構な流れではあると思う。

 とても元気が良い魚でした。産卵も終えて、少し痩せたところから、また回復してくれている途上であったかもしれません。また、今年は餌が少し少なかったのかもしれません。少しスレンダーですが、それでもその首振りと、泳ぎは素晴らしいものでした。これがまた来年も続けばまだまだこのエリアは健全ということになるのでしょうか。ナマズは、かなりタフなので水から上げても元気です。(もちろん扱いは魚類には変わりませんが)

ふと、撮影しながら思うと秋も深まり、今年のナマズ釣りも終わろうとしています。一気に秋が訪れてきました。というより近年の秋は、あっという間に来て、冬になる気がしてなりません。それが何時頃からだったかは覚えていませんが。

その13(晩秋のつきまろ)へつづく

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