STARGAZER14-4 ― 2024年07月22日 14:40
基本的志向
製品化への難関は、以降も続きましたがそれでも徐々に先は見えてきました。気がつくと、あっと言う間に更に数年以上が過ぎ去っていました。この間はとても短く感じましたが人生後半の数年は、とても貴重にも思えたりするものです。
それは、釣り人生という更に短い時間の中では貴重に思えます。若者はそれがとても理解し難いことに今更ながら気が付かされます。イケイケドンドンなんて言葉は、人生に於いてそう長い期間に於いてはそうあるものでなないようです。
振出磯竿
Telescopic ISO【Shore/Rocky area】Rod
最初にその対象魚クラスは、青物、底物、イソマグロ、ロウニンアジのマルチパーパスに対応できるもの。つまり、泳がせ、ブッコミ/打ち込みからルアーまでの用途を基本としました。それはスタンダップが基本で、ピトン打ち三点張り等の釣法は月竿の流れからも外すことにしました。(アカメはあえて謡っていませんがもっとも問題のないクラスです)
当初の基準は、月竿のもっとも汎用性の高いレギュラークラス、1403-UM7-8xpS/blend同等もしくは、前後のパワークラスの同じ調子に近いものと考えました。この月竿7-8クラスは、成人男子の平均的な日本人で対応できるつまり最も層の厚いクラスになります。旧製品で言うところのM1363 UM9p前後ということになります。
素材 Blank Material
素材は、UMTIPのグラファイトモデル
#1はUM-TIPもしくは、#1そのものが100%UM及び#1をS-GLASSコンポジットも試作しました。その後改良点が見つかり、改善して行く事にしました。それは試作1号機から4号機まで続きました。
UM-TIP【穂先】の硬さは、旧MOON-1202-UM9xp Blue Fangクラス同様にその用途が多用するために、少し硬めに仕上げています。それは、ルアーを用いた際の許容範囲を広げる為もあります。限られた磯場等での場合は、このこともある程度考慮しなければなりません。つまりルアーキャスティングのサブ機としても可能を意味します。そこは、旧1363-UMシリーズと異なる点です。
竿組設定
但し、以前の企画同様ガイドに大変制約があります。それは、常に悩みの種ですが、それでも2009年当時の不毛な時代からすればかなり大幅に前進したと思います。多くのガイドメーカーとりわけ我が国にはそう選択枝がほぼないこともあるかも知れません。パックロッド全般に言える事ですが、継数が増えると強度はどうしても落ちてしまいます。当社7-8クラスの設定でも継竿と比べると、1ランク下の強度になりますのでそれを如何に同程度または、その上に持っていくかということも課題としました。それはそれで大きな課題でした。それも徐々に改善されていきほぼ7-8クラス同等に強度は上がっています。
ナイロンライン対策
他でもナイロンラインの使用に関して述べてはいましたが、国際的な釣団体であるIGFA及び日本国内の釣団体であるJGFAのルールで戦うには、やはりナイロンラインがある程度必要になってきます。とりわけ、ある意味日本独特の進化を遂げてきた磯釣りという釣りのジャンルは、極めて特異なものでした。その影響力もあってか、IGFAでは全く無視されていた岸からの釣りという部門は、その友好姉妹団体であるJGFAが1カテゴリとして認めました。これは、IGFAルールという国際ルールを磯及び岸という釣りに持ち込むことによる特異化への加速と挑戦だったかと思います。しかしながら、それも一部のこれらをスポーツとしての釣りとする人々やそれに同参する人々にしか人気はないようです。これらは、他の釣りジャンルにも言えることです。釣り業界は、娯楽度がますます増してきていますが、それでも少数派ながら狩猟や、スポーツと捉えるアングラーが今現在でもおられます。また、磯でのナイロンラインを用いての釣りが現在のPEライン一択の流れでは、無視されてきたところもありますが、既に釣り糸がPE主力に変わってから25年以上が経過していますので、多くのこの間の世代には、ナイロンラインの釣を全く未知の釣であるのも否めません。しかしながらナイロンラインの有効性は、今も磯のエキスパートからは認知されております。またそれを引き出す為には、そのガイドも並走しなければなりません。
ナイロンラインシステム=30LB【7号~9号】をビミニツイストor三つ編みからのオルブライトノットが基本で、ライブベイト、フカセからキャスティングまでを考慮しています。またそれに伴うリーダーは80~130Lb前後を使うのが基本となっていますので出来ればTOPガイド12径を使うのがベターです。それを考慮すると、12-径トップの使用を前提に組み立てることにしました。これらは、ラインシステムにもよりますが、道糸単線であれば、仮に30号数相当でも単線なら10径ガイドでも十二分に抜けます。単線でもJGFA記録申請は当然できますが、最大130Lb(30号前後)ラインのオールタックルかラインクラスも後半のある程度太く強いラインクラスになります。そこは選択の自由度が高いほど良いに越したことはありません。
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