楽園の終焉Ⅲ-72021年04月23日 16:36

 またまた、緊急事態宣言ですね。コロナ禍が収まったら・・・という言葉もいつまで続くのでしょうか。世界は、相変わらずの渦ですが、待ったなしの環境問題もあるようです。
 身近ないいこもそうありませんが、10年振りくらいに金色を釣りました。ほんの一瞬だけの幸せなのかもしれませんが、それも空腹が満たされた時の一瞬の幸せとなんの違いかも判らないほどです。 2本目の幸運?でした。またこれは別件でアップするかもしれません。
 楽園を求めて彷徨う道求者の果てと、エルドラドを求める大航海時代の果てとどちらも幻のようです。ありそうでないもの、なさそうであるもの、それが楽園であり、黄金郷なのかもしれません。もっとも鵜原理想郷ならすぐなんですけれどね。そして今の私から最も近い理想郷です。
こんとんとエルドラド

 
さてその7です。
名店のあんみつの話がメインですが、今まで食べたもので一番美味しかった(いや美味しい雰囲気なのか)あんみつです。

-都会の中のあんみつ-

本格的に遊ぶ竿?

それぞれ鯰遊び用に製作した月竿

良くある言葉に“都会のオアシス”と言う事がある。
それは、人によって様々であるがこのあんみつはオアシスにあたるのではないか?

レアな方かもしれない

1982年の新発売だったTIPCY

発売と同時に購入した
短命はルアーだったように記憶しているがそれさえ定かではない

オリジナルティプシー

それでも宝物には違いなかった
その弾数はおおくないかとおもう

フラダンサーオリジナル

フラダンサー
これも息の長い名品だったように思う
同時期に購入したもの

 早春の頃我々は、首都で会合を持ち、夏の終わり頃また東京で、NINJA君と遠征のスケジュール等の中間報告を聞いた。
釣りの本質の内容は変わらないのだけれども。
変わるのは、人の事情だけ。(これが案外厄介です)
 いろいろと検討後、その結果皆さんの都合もあって今年は、12月と決めた。これで最終決定である。
またあの、灼熱の洗礼が待っているのだな。(勿論、あいつが針に掛かったら、の話・・・ですがね)
それも良い事なのか、そうでないのかさえも吟味する事も無しにどんどんレールは先に敷かれるのであった。(まあ、その吟味する必要もないのですが)それは、大陸横断を目指して先人が成してきたかのように。そのレールが敷かれてからは、急に特急列車のように時が過ぎていった。
青春18きっぷで行く旅はもう私にはないのであろう。
半年と言うのは、短い人生の更に短い一瞬なのだろう。

 結局二人の頭に残ったのは、打ち合わせ内容ではなく、その時初めて御馳走になった某有名店のあんみつの完成度の高さだった。これには本当に恐れ入った。「感服しました」とはこの事なのでしょうか。NINJA君も、相当びっくりしていた。この小さな器の中の端にある薄っぺらい寒天か、ゼリーのかけらさえ一切の妥協はないと言わんばかりに伝わった筈であった。
 NINJAと未だにその日の話をするのだが、遠征云々と言う話ではなく、あのあんみつの完璧さだけが脳裏に焼き付いているのであった。
一体このおっさんと若いおじさん両名の重要さのウエイトは、仕事や浪人鯵云々よりも“あんみつ”なのだろうか。いい歳をした、親父2人とご品格のある紳士の三人揃って仲良くあんみつ。
 親父達には、30㎏でも40㎏でも50㎏レコードの話ではなく、このあんみつ。一体浪人鯵のあの牙の話はどこへ行ったのだろうか。

それは、秋から冬への訪れをこの東京で感じた時であった。
植樹の葉が枯れて落ちて来た。
それはアスファルトやコンクリの上に落ちて行き場を失い、風に乗せられてカサカサと音がした気がしたが、それも車の通行する音や雑踏でかき消されて行った。

夢や理想も同じ様にかき消されて行く気がした。
その前の希望さえも消されて行く気がした。

秋は、そのような時期でもある。

NINJA君と二人で歩くと寒さがそろそろ身に感じ始めた。それには、秋の終わりなのに真冬の格好で現れたNINJA君にも問題があるのかもしれない。

その8へつづく・・かな。