南方回帰Ⅳ-影と闇と残光-12022年08月14日 10:55

 台風8号が関東にも上陸しています。暴風雨でしたが、台風がは自然環境のバランスをとる為には必要なことは誰もが周知の事実と思いますが、昨今の台風は深刻な被害を度々もたらしています。それも年々自然災害は、凶悪化していますがそもそもの原因は私達人間にあるのではないかと思います。凶暴化した時の自然に対しては我々は、無力であると感じます。
 さて本題に入る前にですが、先日のことです。思わぬ方が、ご訪問くださいました。その方の一部をこの場を借りて「プロの引き際」
と題して少しだけお話ししたいと思います。
 小林写真館スタジオNOBの店主さんが、一昨日挨拶に来られました。3月で店を閉めたとのことでした。創立105年の老舗写真館でした。正に勝浦の近代化とともに大正、昭和、平成、令和と4時代の記録を残してきたと思います。店主であるご婦人は、昭和35年に工芸大を卒業後、プロの写真家として東京で歩まれましたがその後、勝浦の写真館を継ぐ為、帰ってこられたそうです。私とのお付き合いは、20年程前からですが大変お世話になり、フィルム現像も良くしてもらいました。時代がデジタルに変わっても暫くは、リバーサルフィルムをお願いしていました。それは、貴重な海外遠征の撮影から、家族の写真、そして、免許更新やパスポートの証明写真まで、すべてこのNOBさんでお願いしてきました。それは、今失いつつある、良き昭和の時代の雰囲気と何気ない日常の合間の接待にあったのかもしれません。それは、義理人情よりも単なる商品の受け渡しさえなんとかなればいいという昨今の流れとは大きく異なります。
 それから時代が流れて、この小さな街のこの写真館はこの度廃業を決意されました。最後まで飾っていただいていた、うちの家族写真を記念にと贈呈してくださいました。とても気にいって下さり、その後ずっと店内に飾って頂いておりました。まだまだお元気そうですが、老後をゆっくり過ごしたいということでした。
 プロの引き際というのは、自ら決めることでしょうけれど、そのタイミングはいつ訪れるかは解りません。105年も房総の地、勝浦をそのレンズを通して視てこられた老舗写真館の閉店は、今限りなく進む過疎極限の街の現状を反映しているようにも感じますし、比例していることなのかもしれません。ますます勢いを無くして最早手の打ちようもないところまで来ていますが、それでも希望を失うと人も駄目になるように、街も駄目になってしまうようで消えかかる灯を消さないようにしたいものです。かと言って何も期待することもないのですが、ただただ寂しくは思います。
大変お世話になりました
エデンになるかなり前の海中公園
フィルム現像をNOBさんでしました。かなり昔のものです。子供達と撮影した市原ぞうの国のイベント

南方回帰Ⅳ-影と闇と残光2014
Fishing from rocks near the shore of the ocean


何が影で、それが闇で何が光なのかも明確ではないにも関わらず人はまた求め、従う
定めが何かも、その光がなんなのかも、判らないのに

人にも必ず光りと影はあるのだろう

黄昏時の海


現代(2014年)になっても、世界はまだまだ混迷の中を彷徨い続けている。我々は、時に宗教など関係ないと言う。しかしながら現実は、それが火種になって今も人々は争い戦い続けている現状なのである。
一体彼らは、なんの光を求めているのであろうか。
それが事実として即動画に公表されてきて、殺戮や処刑ですら動画の中の事だけのように錯覚をしてしまう。
そこには、闇の中の更に地獄のような闇が待っているのではないかという不安に集られるのは私だけでは無い筈であると思う。
 21世紀になる現代なのに、紀元前からの確執はまだ解決していない様である。


その2へつづく

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