楽園の終焉Ⅱ2011-11 ― 2019年12月26日 19:00
暖冬と言う事は、間違いないらしい。
GT釣り連チャン・・・強化合宿
最強ポイントバトゥアバに波が大きくその崖にぶつかる。
そして、サラシが大きく拡がる。
その流れは、複雑で速い超一級ポイント。
それでも3日目の朝はやはり来てしまい、日の出と共に早々に目が覚めた私は、やはり備え付けのインスタントコーヒーの口を切ると瞬間湯沸ポットで沸かしたお湯を注いだ。
ここら辺は、日本の生活とさほど変わりない。
ここに轢きたてのバリコーヒーがあればなあ…。
毎度の事のように同じ気持ちになる。
テーブルには果物のサービスが置いてあるが、それを同室者である名人が食べようとはしなかったので、私も手を付ける気になれなくてラップが掛ったまま三日が経とうとしている。
リゾート風ホテルなのだが、隣では新しいショッピングモールらしき建物の工事が夕方から夜間までガーガー、ギーギー、バッタンと工事の音を立ててくれてお陰さまで雰囲気はぶち壊しだった。
しかし、それはそれで受け入れられなければ場所を移動するしかない。
おっさん達には、毎日脂っこい朝食バイキングに多少胃もたれもあってか日を追う毎に食事は微妙に減りつつあった。
ふとお隣のオージー親子のほうを見ると、スクランブルエッグ3個攻撃には、さすがについていけないと思った。
それにも増して、衝撃は、その卵を焼くフライパンにはお玉一杯分くらいの大量の油が注がれて揚げ焼きのようになっていた。
スクランブルエッグが完成する頃にはその油をすっかり吸ってそのまま皿に盛られた。
オージー親子はそれにベーコンを乗せた。
そしてその皿のサイドにはソーセージが5~6本添えられた。
私がメタボ親父ならば、彼らはギガメタボ親子と言う事になる。
カリカリベーコンにソーセージ。
いつからそうなのかは解らないが、日本のベーコンはそうカリカリに焼ききってしまわない。
脂肪層にしっかりと脂が残っている状態である。
誰か理由を教えて欲しい。
目玉焼きに菓子パン。
それをバリコーヒーで喉に送り込む。
(この少しばかり苦みがあるこのブラックコーヒーにこの菓子パンがまた合うのだ。)
高カロリーメニューは口に運ぶまではとても良いが、その後は不快になるばかりか更に脂肪を増やすだけであった。
ホテル内は、別空間なほど手入れがされている。
流石はリゾート。
もたれ気味の胃のまま部屋に戻ると、早々に若干の不快とも何とも言えぬ胃腸と共に連れだって
ガチャガチャとロッドを束ねて荷物を肩に掛けて運ぶ。
その雄姿たるや…と言いたいところだが誰もそう思って見てはなかろう。
部屋からロビーまでのその距離は、案外あって一苦労である。
その途中に何人も顔を合わせるが、圧倒的に日本人は少なくオージーと思しき人とは頻繁にすれ違った。
しかし、お互い顔を合わせても軽い挨拶か、そうでない場合もあった。
そんな三つ星ホテルの朝の出発。
マリーナに着くと即ボートに向かうが、なぜか今日は人の群だかスタッフの群れだかは来ない。
我々で荷物を運びに行くが、ボートに着くといつもの手慣れたメイトの姿が見えない。
事情を聴いてみると彼はお祭りに駆り出されているとの事。
バリのお祭り事情も近年かなり変化して、観光業メインの島になってからは、土日祭日も仕事の場合が多く
お祭りの人材確保も一昔前とは、少し異なって集まりが悪いそうだ。
その彼と替わって、若い青年が一人乗っていた。
割合と運動神経はよさそうな体型であった。
笑顔も決して悪くはない。
目指す洋上は、スケジュールの終盤戦に入ったところ。
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