楽園の終焉-小楽園の幸福2011-112020年09月01日 16:38

 年々暑さが酷くなる酷暑も体にはものすごく堪えます。
先週、作業中に熱中症になりました。まだくらくらします。
月末から房総は、少しばかり朝夕気温が下がり、クツワムシが煩いほど鳴いています。
ABUスピンキャスト
 子供の頃、スピンキャストリールは、流行の兆しで、店に並ぶこともあったスピンキャストリールも現在の日本では、ほぼ見かけることは無くなりました。日本のつり事情にはマッチしないのでしょう。これも昭和世代しか判らないのかもしれません。下記に出てくる後輩からも酷評を受けるリールですが、私はそんな非力のこのクローズドフェイスリールと呼ばれたリール達が好きです。

それではその11になります。 

-おまけ-

レンボンガンの午後

それは、幸楽苑のおまけではない。

けれどもレンボンガンにもそれは・・・あるのかもしれない。

何時の頃かの釣りDVDにおまけのコーナーが付いていた。
私が思うには、ジャッキーチェンの映画の最後のNGシーン連発のイメージなのかも知れないが、そのDVDは、主人公が酒に深酔いしてぐちゃぐちゃになっているもので、損をした気になってそのおまけのせいでぶち壊した感じに思えた。何ともとても残念に思えたのは私だけではなかったと思う。
 それが何だったか記憶には無いが、おまけでふと思い出した。

人間余裕が無いと言う事は、あらゆる事に焦りを生じさせる。
ホテルに帰るなり、速攻で荷物を纏める事にした。
12
40分発の飛行機に乗る為に。
タイトスケジュールというのは、まさにこの事であろうか。
半日後は、日本に向かう飛行機の中なのである。
 シャワーも早々に、ロッドと共に潮を流して、もくもくと帰り支度のラッシュ。
「ええと、この駄菓子とコーヒーは…。」
モールで買った怪しいのしイカの揚げたようなものと、どう見てもキティちゃんのバッタもんの絵が描いてあるスナック駄菓子。それを見た名人がさらに呆れる。兎に角、これらを迅速にかつ冷静沈着にまとめ上げ無ければならない。
 少し焦る。
これこそ人の事をかまってはいられないのだが、合い変わらす名人の様子が少しだけ気になった。そして、バタバタすること約2時間。
なんとか荷物が纏まったように感じたので最後の晩餐をホテル内のレストランで食べた。何かも忘れたが、ホテルのプレゼントで招待されたディナー。特に期待もしていないが、はたしてそれは・・・・・。

隣のステージでは、わけのわからん白人客がバンド演奏する。元来ロック好きの私だが、これは酷い。

酷すぎる。
もはや雑音でしかなかった。
勘弁してほしい。
気分は、ぶち壊しである。

気持ちよさそうなのは、歌っている本人達だけだろうな、きっと。
 コースとは別に、ツマミになにかと2品ほど別途オーダーした。これまたすべてのメニューにポテトフライが入っていた。
「おい、なんかわざわざポテトフライ頼まんでも良かったなあ。」
「ええっ…そうですね。」
コースよりもフレンチフライポテトで満腹になった。それは、マ○○フライドポテトLLが3個分くらいの量だった。
 さらにデザートは、揚げたバナナのチョコがけだった。
それも、微妙だがまあ頂けた。(不味くはない)どちらかと言うとありのほうかもしれない。カロリーはものすごく高いのは必至だった。

満腹感も早々に部屋へ戻ると、少々油で胃がもたれたたが、気合で荷物を担ぐ。
 夜の10時前のホテルロビーは、とてもさびしい。
そしてまたユリアナさんのお迎え。

そりゃ疲れるわな。

さあ、いざ空港へ・・・となるが足取りはまあまあ早いけれど少し寂しい感じがした。
 これが10時半には着いてしまうために暇を潰そうとするが、もう空港内であっさり出国手続きが終われば時間は余る。空港内では、もう店に行く事もない。
座るところもないほど、空港内はごった返しである。
 少しばかりあたりを探して、なるべく人の少ないカフェを選んで座った。
もうここまでなんとか辿り着くと、他にやる事も特にない。
隣は恐らく日本人ファミリーで物静か。
まわりはオージー達だった。
暫しの休息。
その10分後、そこに静寂を突き破ってうるさい東洋人の若い集団が雪崩込んできた。中国語であるが圧倒的にうるさい。金持ちそうな若者の集団に見えた。
これには、参った。
彼らは周りの迷惑もお構いなしに騒ぎ、挙句の果てに禁煙にも関わらず煙草まで吹かす始末。店員に注意されて、なおさらへらへらと笑って誤魔化す。
「いやぁ、同じ集団には見られたくないなあ。」
「そうですね。」
その店のテーブルから動く事も出来ないので30分ほど我慢した。
「ところで飛行機はまだだよね?」
「ちょっとレストルームへ行ってくるわ。」
余裕帰ってくると・・・。
「あれっ!時間が20分早くなっているのに見落としていました!
と彼が血相かいてこちらに言う。
「そりゃまずいよ!!
慌てふためいて店員を呼ぶなり
「チェック!!
最早、おつりなど気にしてはいられなかった。

ダッシュ!!

荷物を背負ってダッシュ!!

おつりを受け取る事もなく、搭乗口に走った。
これが案外と長い距離。
息が切れる。
まだ人々は、並んでいた。
間に合った。

ぜいぜいと肩で息をするが、そのこころは何とか乗り遅れずに済んだ安堵感でいっぱいだった。
 最後の荷物検査をする。
それが・・・。
見事に引っかかった。

ほとばしる冷や汗。

出発時間は迫る。

"ああ、キティちゃんモドキの菓子・・!!"に気をとられてこのざまか・・・。“
そう、まったく問題ないキティちゃんモドキ菓子と、イカ天フライモドキ、子供用他飴をスーツケースに入れ、問題のある、スリーブペンチ、プライヤー、釣り針等・・・。すっかり逆になっていた。
手荷物にこれらを入れた。
そこから検査員のおばちゃんの猛攻は始まった。
OH!! UUOH!
「ヤバい・・・。」
「…OHOHOH……!
「これは?」
Lureです。」
「これは?」
「釣りバリです。」
「これもだめでは」
「いいえ、これはただのビニールチューブ!
「全部駄目だな…。」
「急ぎます。」
「もう時間がない…。」
検査員は、なにやら無線で話した後、取りあえず行けと言った。
早速待ち構えていた係員が
「今から預け荷物に入れる」
と言う事で一件落着になった。
いやあ、冷や汗でした。
これがUSAなら捨てられかねない。
少しいや、かなり手落ちであったのは認めるが、紐やチューブ、フックのついていない疑似餌まで文句を言われたのには少々焦った。

その後、我々は、なんとか無事日本に着いた。
 自分の国に着いた。
自分の身元を保証してくれる国があるという事はとても有りがたく幸せな事である。早々に荷物を詰め込み、名人のマニュアルミッション車で家に向かう。

「大変お疲れ様でした。」
「ありがとう。」

旅も終りを告げた。

T- 先生と私の後姿

修行僧と間違えられるT先生と煩悩の親父

 
その12幻のイカフライへとつづく。

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