MOON COMPACT GAFF ― 2025年03月05日 18:45
2025 NEW MOON COMPACT GAFF
オリジナルMOONロゴ入り新生コンパクトギャフ
2025最新型の保護バネ解放時
約10kgまでの魚を対象とした超小型ギャフ。
サーフフィッシングなど水面が近い釣りに最適です。
針の先端の角度を2段階にすることで先端が欠けにくく、刺さりやすい形状です。
安全用のバネカバーとカラビナ付きで持ち運びに便利です。
品番MP-164品名MOON コンパクトギャフ
材質本体・バネ:ステンレス、カラビナ:アルミニウム
サイズ:収納時:全長約205mm、最大伸時:全長約660mm、
ギャフ部:約47×59×Φ5mm 重量 約100g
耐荷重 約10kg(静荷重30kg)
※MADE
IN JAPAN
最大長66㎝+腕の長さはここぞという時には大きい
カラビナ付
初代コンパクトギャフ/旧型
画期的な携帯型の行方
旧タイプの製品と月竿
旧タイプ画像(平野所有)
旧コンパクトギャフを使用されていたまたは、ご存知の方はそう多くはないかもしれません。この旧コンパクトギャフが販売されていたのは、恐らく~2010年頃迄だったように思えます。なかなかマニアックながらシーバスウェーディングやサーフからの釣りに重宝していました。特筆すべきは、なんといってもその携帯性が一番でした。のちに廃版になって久しいですがその主たる原因は、その振出部分の抜けにあります。これは、致命的でした。特に口回りに掛ける時の瞬間的衝撃、抜き上げ時に抜けてしまうことが多かったようです。当方も友人がかけた80を優に超えるサイズのランディング時に抜けてしまったことがあります。以来、寄せるだけのアイテムにして抜き上げることはしませんでした。もちろん40~50サイズのセイゴやチヌなど問題はありませんがこのある程度の使用制限のある状態ではその製品価値は半減いやそれ以下だと言わざるを得ませんでした。問題は、当時でも4㎏超えの魚でもその節が抜けることがあったのはユーザーであれば周知の事実かと思います。そうしてかどうかは分かりませんが、廃版の方向へと進んでいきました。
2020年2月29日午後のこと荒波にもまれるテトラ際で友人がランディングしてくれたオオニベ
ポケットに忍ばせておいた旧コンパクトギャフに助けられた。
補助にフィッシュグリップをかけることができた。救われた一瞬の出来ことである。
友人に助けられて、ランディング成功後の記念撮影(128㎝)
その後、この弱点を改良して復活の要望を口頭で何度も同社へ申し上げてきましたがそれは10年たっても実現はしませんでした。
ほぼ諦めて、ここ数年が経ちました。一部では、プレミアがつくほどのレアなアイテムになっていたそうです。
ヒラスズキゲームにも
そして2025年春
突然改良されての発売となりました。耐久性も旧製品とは比較にならない10㎏まで上がりました。
一つ大幅に変わる点としては、当時は2000円程度のものでしたが価格はそれ相応に値上がりになっておりました。もちろん生産国は、当時と同じ国産ではあります。
特にサーフでの単独ずり上げランディンディングでは、そのコンパクト性と機能で活躍することでしょう。
これ80超えのヒラメ、マル、ヒラはもちろん特大のオオニベ等でもうまく扱えば(10㎏テンション以下)ずり上げも可能です。(静荷重30㎏)
2025年新型改良ギャフ/MOONで是非大物を仕留めてください。
2025年3月吉日